つぎの@TRPGと日々の徒然

【毎日20〜21時更新!】TRPGや日々の徒然など

言葉のお化粧してますか?【徒然】

誰だって

いつもニコニコ

笑っていられるわけじゃない。


常に心優しく穏やかで

波風の立たない心を持っている

100%の善人なんて、いるはずはないんだ。


自分のうちには色々な思念が

渦巻きながら浮かんでいるものだもの。


それは時には

卑劣なほど残酷なこともあり

邪なこともある

 

怒りや妬みもあれば

卑しくミダラなこともあるだろう。

 

だけど……


それらをそのまま表出してしまうと

相手を混乱に陥れ、酷く傷つける。


だから、言葉を選別し

解毒して表出する必要がある

 

何を外に出し

何をうちに秘めておくかが問題だ。

 

美辞麗句で飾り立てろと

言っているわけではない

思ってもない事を言えという訳でもない。


けれど…

常に他者に対して

自分の全てを開いて

曝し、ぶちまけることが

(思考の垂れ流し行為が)

 

他者に対して「誠実」なのだとも

コミュニケーションに

長けているのだとも思えない。

 

顔の化粧が

対人コミュニケーションを

円滑に促す行為であり

 

他者の視点を内在化させ

自身を客観的に推敲する

事だとするならば

 

人はなぜ

コミュニケーションの要となる

『言葉』に対しての

化粧は忘れがちになっちゃうんだろう?

 

化粧には隠すところを隠し

見せるところは見せる役割がある

 

このコントラストが

美しさをつくり出す。

 

化粧された言葉は美しい。


言葉にも

隠すところは隠し

見せるところは見せる

表現の濾過が

必要なんじゃないかな…